DOUKIのプロレスから見えてくるヒールの奥深さ

スポンサーリンク
BOSJ BOSJ(ベスト・オブ・スーパーJr)

現在開催中のBOSJ(ベストオブザスーパージュニア)に、エル・デスペラード欠場の代打として出場している”DOUKI”

タイチからの”刺客”であり、10年間単身メキシコを主戦場に活動してきた彼がBOSJで見せているプロレスからは、歩んで来た道の険しさやヒールレスラーの奥深さを感じます。

スポンサーリンク

DOUKIというプロレスラー

高校卒業後、ミラノコレクションA.Tの紹介で当時メキシコ遠征中だったタイチの元を訪ね、タイチ帰国後はYOSHI-HASHIと行動を共にしていたというDOUKI。

メキシコでの日本人選手の案内などを務めていた経緯もあるようで、棚橋弘至のブログにも登場した事があるほか、高橋ヒロムも以前にモバイルサイトの日記でスパーリングパートナーとしてDOUKIの名を出していました。

高橋ヒロムのダイビングセントーンはDOUKIの技(DOUKIボム)からインスパイアされたとか。

もちろんデスペラードとの関係も深いようです。

DOUKIのプロレスから見えてくるもの

今年に入ってからはTAKAタイチマニアへの出場を期に、K-DOJOやみちのくプロレスへの参戦を果たしているDOUKIですが、2018年は日本マットへの参戦はなく、年間で15試合の出場。

2017年はK-DOJOへの参戦などがあり、年間出場数は28試合となっていますが、海外だけに絞ると19試合の出場です。(参照:CAGEMATCH

ちなみに同じくBOSJへの代打出場を果たした、ヤングライオンの成田蓮で2018年は91試合。成田と同期の海野翔太で132試合。

比べてみると圧倒的に少ない事がわかると思います。

そこから見えてくるのは、海外で活動する事の険しさです。

 

メキシコで日本人レスラーとして活動すると当然の如く「外国人ヒール」という立場になります。

DOUKIのプロレスを見てまず感じるのは、受け身の上手さ

プロレス用語では「セル」と言ったりもしますが、相手の技の破壊力を伝えるのに重要な要素ですし、メキシコのマットは固いですからしっかり受け身を取れないと怪我に繋がるでしょう。

そして、技のインパクトと個性

BOSJで見せている、場外へのダイビングセントーンであったり、2段階にクラッチが変わるスープレックス、開脚で相手の突進を交わしたり。

場外へのダイビングセントーンは高橋ヒロムで、開脚で交わしたりするのはデスペラードなんかで新日本プロレスファンは見慣れているし、イメージがついてしまっている部分がありますが、初見であればインパクトはかなりのものがあると思います。

他にも多彩なオリジナル技を持っているようですし、この2つの要素は、「外国人ヒール」として活動するには必須といえるであろうことが予想出来ます。

プロレスの上手い下手というのは、もちろんこの要素だけでなく間の取り方や組み立て方であったり、或いはギミックを演じきる上手さであったりと色々な部分があると思います。

それに、実際問題試合に使われるかどうかは、コネクションや実績なども影響してくるのでしょう。

DOUKIのプロレスを見ていると、彼が歩んで来た険しい道が見えてきます。

ヒールの奥深さ

プロレスはベビーとヒールにわけられます。メキシコでいうとテクニコとルードですね。

ヒールと一言でいっても色々なレスラーがいます。

強くてカッコいいヒールもいれば、ただただ姑息な選手や狂人ギミックな選手など、様々です。

そして、そのどれもが興業を盛り上げるために必要な役割と言えると思います。

 

2試合目の対田口隆祐を見てみると、前哨戦ではとにかくこれでもかと一方的にめった打ちに。

試合もゴング前から襲い掛かったDOUKIが一方的に攻める展開に。

タイチの介入などもありながらも結果的には田口が勝利。

振り返ってみると、ラフ殺法で攻めたてて介入で姑息な手を使い、結果派手にやられる。

ある意味本隊側の田口と外敵ヒールとしてのDOUKIと考えれば、わかりやすい試合展開になったと言えるかもしれません。

 

それにしても、スペイン語で叫んでいるからなのか、デスペラードの代打という事もあって期待値が高すぎるのか、なかなかブーイングが起きないですね。

もちろんギミックとしての上手さであったり試合の流れであったり、経験値的にも課題はあるのだと思いますが。ヒールって奥が深いですよね。

風貌はカッコいいし、バチバチの打撃もいけそうだし、伸びしろを感じます。

シリーズが進んでいく中でどんな引き出しを見せてくれるのか、楽しみです。

こちらからは、以上です。