1月11日より始まったファンタスティカマニア2019!
華麗な空中殺法に「ジャベ」と呼ばれる複合関節技。個性的で魅力的なデザインのマスク。試合を見ているだけでも楽しい!!
そんな年に一度のルチャの祭典ですが、最近プロレスを見始めた人の中には「あぁ!!すごいけど誰が誰だかわからない!」となっている人もいると思います。
名前も聞きなれないしマスクの選手が多いから無理もないと思います。
今回はそんな初心者の方が知っておいたらもっと楽しめるルチャの基本的な用語や注目すべき選手をご紹介したいと思います。超簡単に最低限の知識だけですのでお付き合いください。
【本日開幕!シリーズ日程②】
「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2019」
1月16日(水)千葉・幕張メッセ国際展示場・11ホール
1月18日(金)東京・後楽園ホール
1月20日(日)東京・後楽園ホール
1月21日(月)東京・後楽園ホール https://t.co/C8SyIAb0BE #njpw #njcmll pic.twitter.com/KrdNiy93n7— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2019年1月11日
ファンタスティカマニアを楽しむために選手を知ろう!
まず知っておきたいのは選手です。CMLLのトップスターが来日していますが知らない選手ばかりであればナカナカ盛り上がれないと思います。選手全員覚えるのは難しいかもしれませんので本当に一部だけご紹介します。
日本で1番人気と言われているのはドラゴン・リー選手です。
— Dragon Lee ドラゴンリー (@dragonlee95) 2019年1月14日
高橋ヒロム選手とライバル関係である事は多くの方が知っているかと思います。
そのお兄さんがミスティコ選手です。
[Replay FANTASTICA MANIA 2019 on Jan 11th, 2019] 4TH MATCH: Angel de oro, Dragon Lee & Mistico vs. Cuatrero, Gran Guerrero & Ultimo Guerrero!! #NJPWWorld Watch now▶︎https://t.co/Tj7UBINesh #njpw #njcmll #cmll pic.twitter.com/3Krb5PT906
— njpwworld (@njpwworld) 2019年1月11日
後転から跳ねてのミスティコポーズ。たまりません。
このミスティコ選手は2代目です。ミスティコ選手は初代ドラゴン・リーでもあります。つまり今のドラゴン・リー選手は兄から受け継いだ2代目ドラゴン・リーという事です。
もっと言えば今年は残念ながら来日しませんでしたが、去年来日していたルーシュ選手が1番上の兄です。このルーシュ選手は本家ロス・インゴベルナブレスのメンバーです。(ちなみにお父さんのピエロー選手もロス・インゴベルナブレスです)
まとめると
兄=ルーシュ(ロス・インゴ)
兄2=ミスティコ(2代目・初代ドラゴン・リー)
弟=ドラゴン・リー(2代目)
おやおや?・・これはあれや!北斗の拳っぽい兄弟構成や!ジャギは見当たらないけど!!
と思うかもしれませんがどうやらインスタとかを見る限りみんな仲良しです。
そしてもう1人。さきほどミスティコ選手は2代目だと話しました。
今回は初代ミスティコが来日しています。
それが「カリスティコ」選手です。
そしてこのカリスティコ選手が初日の大阪で超イケメンなボラドールJr選手に出した大技「ラ・ミスティカ」
.@caristicomx ‘La Mística’
登録&視聴▷https://t.co/wFWYW769Ya #njcmll #njpwworld #njpw pic.twitter.com/i72TcU4n8t— njpwworld (@njpwworld) 2019年1月11日
(すぐ決まっちゃうのは空中で腕を取って着地時点では脇固めになっているからです。)
この技は2代目ミスティコ選手も使います。
初日に初代ミスティコでもあるカリスティコ選手がこの技を使ったあたり「本家は俺だ!」という意志表示でしょうか。
他にもスーパースターだらけですので調べた上で見るとより楽しめると思います。
新日本プロレス公式サイトでは日本を代表する”ルチャ女子”のミキティコこと元井美貴さんがファンタスティカマニア2019の見どころを語ってくれています!
覚えておきたいルチャの用語!
続いてはルチャに出てくる用語です。新日本プロレスワールドではかなり丁寧に解説してくれていますが、さすがに用語の解説まではナカナカしてくれませんので覚えておくと「ん?」とひっかかる事なく実況・解説が聞けると思います。
実況でよく出てくるフレーズを中心に簡単に解説します。
ルチャ・リブレ=スペイン語で「プロレス」メキシカンスタイルのプロレスの事。
ルチャ・ドール=ルチャ・リブレの男性選手。女性はルチャドーラ
アレナ・メヒコ=ルチャ・リブレの聖地と呼ばれる競技場(収容人数は約18000人)
テク二コ(リンピオ)=ベビーフェイス
ルード=ヒール
エストレージャ・スペルエストレージャ=一部のトップスターの選手がそう呼ばれている(スター・スーパースターという意味)
マスカラ・コントラ・マスカラ=マスクを賭けて行う試合の呼称。
上記補足としてこの試合形式で破れてマスクを奪われれば本名や出身地などを明かされCMLLでは素顔で試合を行うようになります。他に髪を賭けるコントラマッチもありますが、日本の実況ではわかりやすく「髪切りマッチ」などと言い直してくれる事が多いです。
2018年のスーパージュニアタッグにも来ていたボラドールJr選手がマスクを脱ぐのも短髪なのも上記形式のマッチで負けたからです。
技に関する用語を少し。これは別に知らなくても困らないかもしれない。というか実況聞いてたらわかると思んですが一応。
ヌカドーラ=パワーボム系の背中から叩きつける技の総称
ティヘラ=ヘッドシザーズホイップの総称
ヘッドシザーズホイップというのは両足で相手の頭を挟んで投げる技です。参考動画は↓↓
ルチャの祭典、NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2019が開幕!
第2試合はティタン& フライヤー & @Liger_NJPW VS フォラステロ& @taichi0319 & @kmaru0923!
登録&視聴▷https://t.co/wFWYW769Ya #njcmll #njpwworld #njpw pic.twitter.com/3rGRFr39iu— njpwworld (@njpwworld) 2019年1月11日
コルバタと言う時もありますが、実況者でも使い分けに迷うらしいのでそこまで気にしなくていいと思います。
豆知識として両足で相手の頭を挟んで体を斜めにしたりして投げるのがヘッドシザーズホイップ。真後ろに回転して相手の股をくぐるように縦回転して頭や背中から叩きつけるのをフランケンシュタイナー。回転の勢いでそのまま抑え込んだ形になるのをウラカン・ラナと呼んだりします。
わかりやすくいえばロッキーロメロ選手が連発するのがヘッドシザーズホイップで飯伏幸太選手が雪崩式でやったりするのがフランケンシュタイナーって感じです。
話しが反町でしたが、ルチャ用語に関してはこれだけしっていれば大丈夫です。
最後に
他にもルチャの歴史であったり、日本のプロレスとルチャの環境面などの違いであったりそういったものを調べると楽しさは増すと思います。
もちろん何も知らなくても頭空っぽにして楽しめるのがルチャであり、プロレスです。
年に一度のルチャの祭典をとにかく楽しみましょう!!