夏の風物詩でもあった、G1クライマックスの公開練習。
”ミスター公開練習”とも呼ばれた永田裕志が、ある年はラーメン修行を、ある年はリンボーダンスに挑戦し、また、ある年には海でお姉さんに囲まれたりと、何かと話題を提供してきました。
永田がG1ラスト参戦となったのが2017年。翌年の2018年は、寂しい事に公開練習はありませんでした。
永田の印象が強いですが、他の選手の公開練習にも、見どころが沢山あります。
この記事では、オススメの公開練習と、見どころをまとめて紹介します。
全てyoutubeで見れるものでリンクも貼っております!
内藤哲也のG1クライマックス公開練習
一つ目は、2014年のG1に向けた内藤哲也の公開練習です。
もちろんこの時は、ロスインゴ入りする前なので、スターダスト☆ジーニアス時代。
背景としては、前年2013年は右膝故障で上半期を欠場しながらも、G1クライマックス優勝にNEVER戴冠。
しかし、明けて2014年のレッスルキングダムでファン投票の結果、インターコンチの中邑真輔対棚橋弘至の試合が大トリに。
IWGPヘビーのオカダ・カズチカ対内藤哲也の試合はダブルメインイベントの1試合目(実質セミファイナル)に降格してしまいます。
そこでオカダに敗れ、さらに2月にはNEVERの防衛戦で石井智宏にも敗れると。
この時期は、内藤に対してブーイングも多かったです。
そんな2014年の公開練習はただただ野球の練習をしている映像。
ちなみにノッカーは、新日本プロレスに入門する前の海野翔太なのです。
この2014年のG1では、オカダ・カズチカが優勝。当時のIWGPヘビー級チャンピオンはAJスタイルズ。
内藤は予選落ちという結果ではあるものの、そのオカダとAJに勝利し、実力を示したのでした。
飯伏幸太のG1クライマックス公開練習
2つ目は、2017年のG1に向けた飯伏幸太の公開練習です。
背景としては、前年2016年にDDT、新日本プロレスのダブル所属を解消。
2年ぶりのG1参加であり、新日本プロレスのリングに上がるのも2年半ぶりと。
ん?タイガーマスクWが2016年の10月に上がっている?レッスルキングダムも旗揚げ記念日もだって?
・・・ちょっと、僕には何言ってるかよくわかりません。
映像の方はトレーニング風景なんですが、飯伏自身が様々なトレーニング理論を参考にして考えたものだそうで、完全に試合を想定した、トレーニングである事が想像できます。
2017年のG1で、飯伏は初めて棚橋弘至から勝利をおさめ、人でなしニーと呼ばれていたものが、”カミゴェ”に生まれ変わったのであります。
ちなみに初戦は内藤哲也との対戦でした。(結果は負け)
いろいろな選手のG1クライマックス公開練習
このままでは、すごく長くなりそうなので、ペースを上げて、いろいろな選手の公開練習を紹介します。
2011年小島聡のG1公開練習
外敵2連覇を狙う小島聡が、新日本プロレスの道場で、闇落ちしてEVILになる前の渡辺高章とスパーリング。
当時はまだまだ「なべちゃん」とみんなに可愛がられている時です。
徐々に熱が入ってきて、「くっそー」と悔しさが漏れ出てくる感じの渡辺が凄くいいんです。
2016年天山広吉のG1公開練習
続いては、天山広吉の公開練習。
この年、最後と決めて望むつもりが、G1落選した天山は猛アピール。
その姿を放っておけなかった相棒の小島が、G1出場権を譲る事に。
批判が巻き起こりました。
公開練習では天山と小島がスパーリング。
アナコンダバイスをかけて「アスクヒム」(彼にギブか聞けって事)と言っているんですが、レフェリーがいない為、思わず画面の前で「ギブアップ?」と言ってしまう事請け合いです。
オカダ・カズチカのG1公開練習
オカダの2012年のG1に向けた公開練習。
この年の1月に凱旋帰国、2月に棚橋弘至を相手にIWGPヘビー初挑戦で初戴冠。俗に言う”レインメーカーショック”ですね。
そんな2012年、オカダが50m走で6秒を切るという映像です。
ちなみに高橋ヒロムはこれより速いんだそうです。
永田裕志のG1公開練習
最後にミスター公開練習こと永田裕志の公開練習を。
最後のG1となった2017年の公開練習。
ヤングライオンと海でプロレスして、ステーキを食べる動画。岡のステーキおねだりのシーンなんかは永田裕志の優しさが垣間見えて、ほっこりします。
レインメーカー対策でリンボーダンスを特訓する動画。
ヤングライオンになる前のブシロードクラブ時代の岡倫之も出演。
他にも本間がバンジージャンプしたり、YOSHI-HASHIがキックボクシングしたり、棚橋がアクション特訓をしたり、中邑真輔が、格闘技も知らず運動もしないらしい雀鬼から、格闘技のアドバイスをもらったり(雀荘で)と、様々な公開練習があります。
今年また復活してくれたら嬉しいんですけどねぇ。
こちらからは、以上です!