4月1日のエイプリルフール。
様々な企業が、SNSを始めとするネットで”全力でふざける”のはもう定番といってもいいくらいに定着してきています。
2019年の今年は新元号発表の日と重なった為に自粛を発表する企業も多かったようですが、新日本プロレスは今年もやってくれました。
これまでに新日本プロレスがしかけてきたエイプリルフールでの「嘘」をまとめてみます。
2019年のエイプリルフールネタ
今年のエイプリルフールは伝説のバンド「NEW JAPAN GLADIUS」が解散したという発表でした。
ガッツリとビジュアル系メイクをほどこした田口隆祐、棚橋弘至、真壁刀義、そしてドラムはハロルド・メイ社長。
【ご報告】本日4月1日をもちまして、弊社所属バンドNEW JAPAN GLADIUSは音楽性の違いにより解散致します。突然のご報告となり申し訳ございません。
また本日ラストシングルも発売となります。楽曲の詳細・メンバーのコメントは以下よりご覧ください。https://t.co/ZglAXMbLGZ#伝説のバンド解散 #njpw pic.twitter.com/y8Ji5kL47L— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 31, 2019
このクオリティのPVを作ろうと思うと、かなりお金がかかります。
それこそ外注したであろうオケ(バックの演奏)、レコーディングに撮影にメイクに衣装に。
どうやら公式サイトのプロフィール欄にも乗っていたようですし、闘魂ショップにも商品ページが上がっていました。
闘魂ショップの水道橋店にもブースが作られているみたいですね。
【闘魂SHOP水道橋店】
NEW JAPAN GLADIUS『LION’s ENERGY』は闘魂SHOP水道橋店でも完売です。次回の入荷は未定です。サンプルCDにてフルバージョンを放送中です。 #伝説のバンド解散 #njpw #NJG pic.twitter.com/QGYbJ9nmnx— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) April 1, 2019
むちゃくちゃ手がこんでいますよねぇ。
こういう人を楽しまる事に「本気」な姿勢は見ていて純粋に楽しいし、ファンとして嬉しく思います。
くだらねぇと感じる人もいるのかもしれませんが、僕はどれだけの人がどんな思いで動いたのかなぁと想像するだけで少し幸せな気持ちになります。
ドラムの動きが全然音にあってないぃぃぃ!とか、V系なのにベース指弾きって珍しい!とかツッコミ所というか、微笑ましくなるポイントが沢山ありました。
1つ気になったのは、ドラムの音量です。
音質や音のバランスは好みである程度わかれる部分ではありますが、それを超えるくらいにドラムの音量が極端に小さいです。
これはわざとなんでしょうね。
メイ社長が縁の下的役割、ギターの棚橋が絶対的エースとして前面に出るという部分を音でも表現してるんだろうなぁと思います。
もしくは初心者風に仕上げたのか、昔のバンドの音源っぽく仕上げようとしたか。
こういう部分にも関わった人のこだわりがあるんだろうなぁと想像が膨らみます。
LION’s ENERGYのMIXの依頼を受けた時は、正に『天にも昇る』気持ちでした!
また4人揃った姿を見れる日を思い続けフェアプレー精神で精進します!#伝説のバンド解散 #njpw https://t.co/u07xXWjYNa— 矢野 通 (@YTR_CHAOS) March 31, 2019
矢野通がMIX(音のバランスを整えたりする作業)したともいっていますが・・。
どうやらPV撮影はシリーズが終わった次の日に撮影したらしく、全員フラフラで望んだそうです。
撮影も夕方から始まり、終わったのは深夜だとか。
ましてや真壁に棚橋といえば、メディア出演などもあってかなり多忙だと思いますから大変ですよね。
そんなPVは↓に貼っておきます。
歌詞が素晴らしい
そして田口が書いたといわれる歌詞が素晴らしいんです。
いろいろな選手の事が書かれていますが、何人見つかるでしょうか?
RAINMAKE 降り続く雨の夜… 黒き正義… いざなう聖帝… 蒼き正義 世界を変える… 黄色い悪魔は 七色の微笑みを浮かべる… NEW ERA 慟哭 すべて…キミの未来へ… 燃やせ!燃やせ!MY LION’S ENERGY
UNCHAINE!GO!YOU BELIEVE!! 激しく時代(トキ)を刻み 羽ばたく GOLDEN STAR! HIGH FLY FLOW!GO MY BELIEVE!! 何度地に落とされても 飛び立てその翼で…Flamboyant つかみとれ! GLORIOUS DAYS!!
TIME BOMB 深紅の閃光… 世界が変わる 一瞬(セツナ)を…SKULL END いざなうDARKNESS WORLD… G.o.D 無限のカタルシス OHマイ ならず者の狂気か… いい風を吹かせるんじゃない オマエが風になれ! 走れ!走れ! MY LION’S ENERGY
NEW ERA 慟哭 すべて…キミの未来へ… あせるなよ tranquilo En serio もっと!もっと…
引用:新日本プロレス公式YOUTUBE
2018年のエイプリルフールネタ
記憶にも新しいと思いますが、2018年はポケモンの「イーブイ」が新日本プロレスに入団&退団というネタでした。
これはこの時期「プロジェクトイーブイ」というものが行われていて、イーブイがいろいろなyoutubeチャンネルやテレビなんかにも出ていました。
菅林会長はイーブイに対してこうコメントしています
「ひと目見た瞬間に進化の可能性を感じた。戦いの中で経験値を詰めば、どんなタイプにも進化できるはずだ」
引用:新日本プロレス
たしかにそりゃポケモンだから進化するでしょうね。
EVILはイーブイに対しこんなコメントを残し、そして両者のシングルマッチは時間切れ引き分けで終わったようです。
「名前も似ているので、早く潰しておかなければならない」
「“エブリシング、イーブイ”にはさせねぇよ。おとなしくボールの中で眠っていな。」
引用:新日本プロレス
しかしその後、イーブイは身長が30cmしかない事が判明!!
180cmの規定に足りず退団となってしまったようです。なんじゃそりゃ・・・
参照:新日本プロレス
2017年以前のエイプリルフールネタ
2017年はオカダカズチカが「金の降る森を作ろう」キャンペーンを実施という”嘘”。
”レインメーカー”ならぬ”グリーンメーカー”として日本全国にカネのなる木の苗の植樹を推進する伝道師に就任という話しでした。
株式会社ゼンリンデータコムという「いつもNAVI」だったり地図API・位置情報ソリューションを扱っている会社とのタッグという事でした。
しっかり特設サイトも作り手のこんだネタでしたし、オカダの満面の笑みが印象的でした。
特設サイト↓↓

参照:新日本プロレス
子供のような無垢な笑顔におじさん達もニッコリですよね。
この頃までは、エイプリルフールは特設サイトが作られるというのが定番でした。
2016年のエイプリルフールネタ
2016年は棚橋弘至がエアギターをなくしてしまうというネタでした。
ピックのサイズは、入場の時に棚橋がコーナーに登ってするポーズの人差し指と親指の間くらいなんだそうです。
こちらも特設サイトまで作っていました。
しかも同日の夜エアギターは発見されたそうです。
当時「#棚橋エアギターなくす」がトレンド入りまで果たしたようです。
特設サイトは↓↓

2015年のエイプリルフールネタ
2015年は永田裕志ばりの白目になれる世界初のコンタクトレンズ「永田レンズ」が発売されたというネタでした。
こちらはズレて黒目が見えないように”永田ロック機能”がついていたり、アンチエイジング効果もあるらしい永田の汗と涙が潤い成分として配合されているとかなんとか・・・。
こちらも特設サイトが作られ、永田夫人まで写真つきでコメントを寄せています。
一部テレビでも取り上げられたそうですよ。
特設サイトは↓↓

毎年、手のこんだ「嘘」でファンを楽しませてくれる新日本プロレス。
次の日になったら誰も話題にしなくなるのは毎年の事なんですが、来年はどんなネタなのか今から楽しみにしたいと思います。
こちらからは、以上です。