オカダカズチカの流した涙と柴田勝頼との関係性!

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NEW JAPAN CUP2019 新日本プロレスの歴史

NEW JAPAN CUP2019で優勝を果たしたオカダカズチカ

ゲスト解説に来ていたのは2017年にこのNEW JAPAN CUPを優勝した柴田勝頼でした。

退場する際、優勝トロフィーを持って柴田の元に行き笑顔で言葉を交わしたオカダ。

柴田は拍手でオカダを称え「ニューヨーク行くから」と約束をしました。

 

その後のバックステージコメントでは柴田に関して聞かれ、を見せたオカダ。

この姿に胸が熱くなったファンも多いと思います。

2人の関係性を振り返ってみたいと思います。

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オカダカズチカと柴田勝頼

柴田勝頼はNEW JAPAN CUP2017を優勝し、そこで得た挑戦権で柴田は当時IWGPヘビー級チャンピオンのオカダカズチカに挑むことを選びました。

その後のシリーズ通しての前哨戦となったRoad to SAKURAGENESIS2017で繰り広げられた舌戦も面白かったです。

オカダ。(IWGPヘビーは)根性だけでは、獲れるほど安っぽいベルトじゃない。そう言ったな?

お前のその答え、感情のない、マスクマンのような、作られたレインメーカー、演じているヤツのセリフとしては100点満点だよ!

引用:新日本プロレス

オカダ、言ってくれたな? 俺を、第三世代と同じレベルだって…。

お前は、その第三世代に正面から立ち向かってもいないのに、どの口が言ってんだ!!

敢えて言ってやる。おっさんナメんなよ、ゆとり。以上!!

引用:新日本プロレス

”根性”という、ある意味柴田らしいともいえる言葉を連呼すれば、根性だけでとれるベルトじゃないと返すオカダ。

後に12連続防衛を記録したものの、当時はまだ3連続防衛中(それ以前に一度8連続防衛したけど)でもあり、外道がまだ側についており今ほどは感情を出さないオカダでした。

柴田としては感情をむき出しにして闘う、いわゆる「ストロングスタイル」を引き出したいという想いがあったのでしょう。

また当時の東スポでは

一番根本にある痛みだったり、敗北だったりってのがあいつには欠けてる

だから泣いちゃうんだよ

俺はオカダにこそ『流した汗は涙より美しい』と言いたいね

と柴田が発言すれば返すオカダは

大変なときに辞めて、良くなったらまた戻ってきて

どんな根性ですか。

まあ、ある意味ですごい根性だとは思いますけどね

 

これは柴田が05年に新日本プロレスを退団して総合格闘技へ行った事を指しているんですが、冷静でありながらすごく辛辣な事を言っていますよね。

新日本プロレスに戻って来てから、柴田はいろいろなわだかまりを解消していきましたが、たしかに戻ってきた当初の

「ケンカ、売りに来ました!」

の時は、歓迎する人もいれば「いまさら何しに来たんだ」という声も多くありました。

あとは結構な数「誰?」という人も多かったかもしれません。

約7年も新日本を離れていましたから。

起こってしまったアクシデント

そんな舌戦を繰り広げたのちに行われたIWGPヘビー級選手権試合。

壮絶な試合となりましたが、レインメーカーを真正面から受けて倒れなかった柴田はオカダに強烈なヘッドバット

鈍い音とともにオカダは倒れ、柴田の額からは一筋の血が流れました。

その後も、レインメーカー式で顔が吹き飛ぶんじゃないかというような強烈な張り手を放つシーンなどもありましたが、敗れた柴田は退場中に倒れそのまま病院直行。

硬膜下血腫により5時間にも及ぶ緊急手術となりました。

 

 

柴田と硬膜下血腫と聞くと、古くからのファンの中には福田雅一選手を思い出した人も多くいたことでしょう。

27歳という若さで急性硬膜下血腫で亡くなった福田選手が、リング渦に巻き込まれた際の対戦相手を務めたのは当時20歳の柴田でした。

福田選手はその前に硬膜下血腫でシリーズを休んでいる期間がありましたから、後遺症の影響もあったと言われています。

それでも柴田の苦悩は想像もつかないほど大きかったと思います。

IWGPヘビー選手権試合で交わった後のオカダと柴田

オカダと柴田の壮絶な試合の中で起こってしまったアクシデント

試合の後約9か月後の東スポWebにてこんな記事が出ています。

「どうしたらいいんだろう、と。周囲からは『気にするな』と言ってもらってましたが、あのころは本当に、プロレスが怖かった

とオカダは当時を振り返る。

その苦悩を救ったのは、病床の柴田からのメッセージだった。

菅野洋介トレーナーを通じて

「ケガのことは気にするな。常にそういうものだと思って試合をしているから。

何も後悔していない。ちゃんと生きているから大丈夫。

お前も頑張れ

と伝えられた。

「柴田さん本人に言われて本当救われたし、いろいろ考えました。

言葉にはしづらいんですけど、プロレスとの向き合い方も変わりましたね。

レスラー人生のターニングポイントになっていると思います」

引用:東スポWeb

オカダを気遣いメッセージを送った柴田。

バックステージで見せた涙はこんな両者の関係性から来るものでした。

柴田勝頼の言葉

柴田はNEW JAPAN CUP2019の決勝戦の解説席で、試合後にこんな事を語りました。

「私とオカダが試合をしてからの期間。彼の2年、私の2年。

やっぱり、時間は止まっていないんですよ。

こういう思い入れのある場所に来てドラマが交差する

やっぱりプロレスっておもしれぇなって」

現在は新日本プロレスのLA道場でコーチを務める柴田。

「時間は止まっていない」

この言葉にはいろいろな意味で重みを感じます。

オカダのバックステージコメントを見て柴田はこんなメッセージを残しました

「俺は生きているから安心しろ。大丈夫だ。・・・泣くな!」

NEW JAPAN CUPを優勝した時にも柴田が言っていた

「流した汗は涙より美しい」

柴田とオカダが交差した瞬間でもあったNEW JAPAN CUP2019決勝。

柴田がいつかコーチとしてLA道場の選手を引き連れ”ケンカ売りにきました”と登場してくれる日を楽しみに待ちたいと思います。

 

こちらからは、以上です。