ウィル・オスプレイが後頭部へのバックハンドエルボーを使い続ける理由を考察する!

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ウィル・オスプレイ 新日本プロレス

旗揚げ記念日ではいきなりIWGPヘビーのチャンピオンであるジェイ・ホワイトとのシングルが組まれているウィル・オスプレイ。

今回はノンタイトルのシングルマッチではありますが、ジェイに対してのバックステージコメントでも

「俺のエルボーでノックアウトしてやる!!」

と語っています。

記憶に新しい、1.4での飯伏幸太戦で見せた、あのバックエルボーです。

直近の試合でも2回連続使用していますが、あの飯伏幸太の姿が衝撃的だったこともあり、あまり評判はよくないように思えます。

”危なすぎる”と感じている人もいるでしょう。

後頭部ぶん殴ってるだけじゃないか!ハイフライヤーなのに!!と感じている人もいると思います。

僕もそう思っていたんですが、何度も見直すうちにそうでもなさそうかも・・・な事が見えてきました。

今日は、あのバックハンドエルボーについて、そして何で使い続けるのかについて考えてみたいと思います。

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そもそもオスプレイのバックエルボーは危険なのか?

プロレスに危険じゃない技なんて、そもそもないとは思うんですが、あのバックエルボーが危険なのかは、1.4の対飯伏幸太を振り返る必要があると思います。

飯伏幸太戦はなぜああいう結果になったのか?

”全力で闘ったから”以外に理由を求めるのは邪推な気もしますが、考えてみます。

いろいろな要因があると思います。これはあくまで僕の考えです。

・期待値が高かった

・オスプレイと飯伏幸太の関係性

動画がバズった事、このカードが第一試合である事、それによって試合への期待値がかなり高い状態でした。

また、オスプレイにとって飯伏幸太は憧れていた選手という事もあり、いつも以上にリミットを超えて闘ったんではないでしょうか。

また、飯伏自身も「過去の自分に挑戦する気持ち」というような事を話した通り、過激な技を繰り出していました。

飯伏自身がベストバウトとしてあげる、対中邑真輔も2回目はレッスルキングダムでした。

少なからず意識したのではないかと思います。

オスプレイ戦で見せた、スワンダイブ式の場外へのカンクーントルネードは久しぶりに見た気がしますし、ボマイェもかなりガッツリ当たってるように見えました。

オスプレイとしても押されないように見せ場を作りたい気持ちは少なからずあったんだと思います。

飯伏幸太がコーナーポストに逆さづりの状態でのビンタの応酬の際に、オスプレイの放った蹴りが顔面に当たり、鼻血が出ている所からもそう想像できます。

一部情報では、バックエルボー前に放った後ろからの巻き込むようなスーパーキックが脳震盪の原因だと出ていました。

本当の所はわかりませんが、ボマイェを出す前に首をフラフラさせていた仕草は、いつものキレた時の飯伏とも少し違う印象を受けました。

あの時すでに飯伏自身も違和感を感じていたのかもしれません。

オスプレイの後頭部へのバックエルボーへの危険性は?

パッと見た感じ、全力で後頭部をぶん殴っているようにも見えますが、そうではなさそうです。

あくまで個人的な見解ですし、ただの危険な技とは思って欲しくないという思いだという事をご理解ください。

あのバックエルボーは肘ではなく、腕。それもなるべく付け根の”脇に近い箇所”を押し当てているように見えます。

この腕の裏側の上腕三頭筋は、鍛えているとカッチカチですが、それでも脇の近くには柔らかい箇所があります。

また、脇の根元を押し当てれば遠心力もさほどは働かない事が予想されます。

よくよく見ると、膝蹴りなどでもよく見る”腿ぺち”もしています。

見た目よりも相当に細かい技術を要するものだと思います。少なくともただぶん殴っているだけではなさそうです。

なぜバックエルボーを使い続けるのか?

まず1つは上でも書いた通り、技術に自信があるからでしょう。

飯伏幸太が脳震盪に追い込まれた事はアクシデントといえます。

しかし、それを逆手にとって「俺にはこのエルボー(飯伏を倒した)がある」とアピールするのは、プロとしてあっぱれとも言えるかもしれません。

もう1つはNEW JAPAN CUPを見てもわかる通り、体の大きいスーパーヘビー級な選手との対戦が続きます。

そもそも、体の大きくないオスプレイにとって、ヘビーの選手はみんな自分より大きいです。

オスプレイ自身怪我が多く、脳震盪も何度も経験しているようですし、椎間板ヘルニアも経験しています。

踵の骨折や最近では脇腹を負傷していましたし、今年に入ってからつま先を負傷(骨折?)したとTwitterで言っていました。

そもそもウェイトアップは今の闘い方を続けるためには厳しいように思います。

そんな中求められるのは、体格差の大きい相手を倒せるという”説得力”だと思います。

と、ここまで散々個人的見解を述べてきましたけど、別にバックエルボーでなくてもいいかもしれない。

膝攻めした後オスカッターでも「あぁ膝の踏ん張りが効かず喰らったんだな」とファンは納得するし。

あのコークスクリューキック(ロビンソン・スペシャルというらしい)でも「遠心力で蹴りの威力が何十倍にもなってるんですね」とファンは納得するでしょう。

何であのバックエルボーなのか?・・・きっと、飛び技だけじゃない、それでいて自分らしい闘い方を確立させたいんだと思います。

少なくとも”ただ危ない技を使っているだけ”ではないと思います。プロですから。

1.4以後、彼には批判が集まったようですが、それに負けない活躍を期待したいです。

こちらからは以上です!